式内社 多他神社
式内社 多他神社(オオタジンジャ)
住所 兵庫県香美町小代区忠宮136
主祭神 素盞鳴尊(スサノオノミコト)
配祀神 大田多根子命(オホタタネコノミコト)埴安姫命(ハニヤスヒメノミコト)
(本殿)三間社流造、軒唐破風付、柿葺
貞観元年(859)9月の創立。延喜式の制小社に列せらる。
近世三宝荒神とも多他大明神とも忠宮とも称し小代庄一の宮崇敬されていた。
永正三年(1506)九月、毛利元就に命じられ、山本新五郎房家が神主として着任。
寛文3年(1663)本殿を建立。 元文3年(1738)本殿を造立。
文化12年(1815)本殿を修覆。万延元年(1860)本殿を再建。
明治2年(1869)神仏分離の際、山名藩政務局調査の上、神霊を白川神祇伯より勧請。
明治3年(1870)正月之を鎮斎して社名を「多他神社」と改める。
明治6年(1873)10月村社に列す。
大正6年(1917)幣殿拝殿を新築。
国道482号線沿いにあり、すぐに見つかりました。
鎮座地名の「忠宮」は、「多他神社」のこと。
参道石段の中ほどに「多他神社」の新しい社号標が建っている。
石段のうえに鳥居があり、左手に手水舎があります。
境内に出ると左に最近新築されたのでしょう、新しそうな社務所があります。
境内正面に、10段程の石段がありその先に拝殿があります。
拝殿の左右に境内社の「愛宕神社」「稲荷神社」が祀ってあります。