荒霊神社

荒霊神社(アラタマジンジャ)

    住所  兵庫県美方郡香美町小代区石寺79


     主祭神  素盞鳴尊(スサノオノミコト)


    (本殿)一間社流造、柿葺


享禄年間(1528~1531)神水村の井口、木村の両家、石寺に神社なきを惜しみ村内字ゴテンに石の祠を造り廣峰神社の分霊を勧請。

天文9年(1540)8月山崩ありて祠は倒壊。

霊代は今の鎮座地の楠の股に留れる。

宝暦7年(1757)其の地に社殿を建て石堂社と称す。

江戸時代三宝荒神・御霊社と崇める。

宝永元年(1704)、天和5年(1685)社殿を再建。 

明治3年(1870)正月現在の社号に改称。 

明治6年(1873)10月村社に列す。

大正15年(1926)本殿覆、幣殿を再建。

 

国道482号線沿い石寺地区の集落センターの傍に荒霊神社はありました。

参道石段前には「荒霊神社」の社号標。石段を登ると正面に30m程ありそうな「ケヤキ」の大木があり、傍らに手水舎があります。その横には上の拝殿に登る石段。

拝殿左手の広い境内には境内社が祀ってある社がみえます。そこには新しい狛犬。

社内には、「八坂神社」「八幡大神社」「三寶荒神」「愛宕神社」、社右側面には「稲荷大明神」「山の神」が祀ってありました。