建御名方神（たけみなかたのかみ）

　　　別称　　南方刀美神　

大国主神の御子神

『諏訪大明神絵詞』などに残された伝承では、建御名方神は諏訪地方の外から来訪した神であり、土着の洩矢神を降して諏訪の祭神になったとされている。

軍神として知られ、また農耕神、狩猟神として信仰されている。

風の神ともされ、元寇の際には諏訪の神が神風を起こしたとする伝承もある。

元は水神であったと考えられる。

宗像（むなかた）と関連があるとする説や、冶金、製鉄の神であるとする説もある。