三柱神社
三柱神社(ミハシラジンジャ)
住所 兵庫県美方郡香美町香住区三谷525-2
主祭神 須佐之男命(スサノオノミコト)
(本殿)桁行一間、梁間一間、入母屋造、向拝一間、軒唐破風付、板葺
永正15年(1518)9月の創立。(別説 建仁2年(1202))
創建前は、山崩れなどで死する者多く、三柱大神を鎮祭して以後其の害を免れる。
江戸時代三宝荒神と称せしも明治以後三柱神社と改称
明治6年(1873)10月村社。
明治16年(1883)本殿を再建。
三谷公民館の傍にあります。
鳥居の前には六基の石灯篭、石段の登り口には狛犬。
石段を少し登ると弁財天堂(1573年 天正3年創建)が正面に見えます。
左に折れさらに登るとすぐ境内にでます。
境内社は愛宕神社・恵比寿神社・稲荷神社と岡田神社があります。
厄除け「万燈の火祭り」
三柱神社の境内社愛宕神社は、天明・寛政(1782~1802)火災、風水害、疫病が発生し
京都の愛宕神社に参詣しご分霊をお祀し村内の無事平穏を念願。
毎年7月24日に五穀豊饒、無病息災を祈念し、万燈の火祭りが実施されてきました。
昭和30年ごろ、火祭りの麦藁の確保が困難となり中断されていましたが、昭和59年、約30年ぶりに復活。
香住区三谷の矢田川河川敷で行われ、無数の万燈が夜空を染める「万灯の火祭り」は迫力満点の炎の舞にです。
夕暮から始まる火祭りは、燃え盛るたいまつを火の粉を撒き散らしながら振り回す大変勇壮・迫力満点です。
4~8mの竹ざおの先端に麦わらを取り付けた松明は、爆竹のごう音が鳴り響くなか、瞬く間に大きな炎となります。
子どもから大人まで、数多くの松明を奉納した後、会場中央に集められた麦わらの炎を、竹ざおで突き上げると、大きな火柱が上がり、祭りも最高潮となります。
五穀豊饒、無病息災を祈念
「万燈の火祭り」
ぜひ一度、夜空を染める勇壮な迫力いっぱいの火祭りにお越しください。